宅トレは1日何分・週何回?
40代からの無理のない目安。

「毎日30分やらないと意味がない?」「週2回では少ない?」。大きな数字に追われず、今の生活に入る長さと回数から考えます。

家で跳ばない7分のダンス宅トレをするちひろ この7分宅トレをYouTubeで見る

2026年3月にスポーツ庁が公表した調査では、20〜50代女性の運動・スポーツ時間は週30〜40分程度で、同世代男性の半分ほどでした。スポーツ庁は20〜50代を「子育て・働き盛り世代」としています。だからこそ、長時間を毎日こなす前提ではなく、今ある時間で始められる計画が必要です。

この記事の結論

宅トレは毎日30分でなくて大丈夫です。厚生労働省の運動目安は週60分以上ですが、1回の最低時間は示されていません。このサイトでは開始案として1〜5分を週2〜3回。余裕のある日は7〜15分へ伸ばし、週全体を少しずつ増やします。

01

「何分・週何回」に、一つの正解はない

必要な時間は、今の活動量、体力、目的、運動の強さで変わります。運動習慣がない人の5分と、普段から動いている人の5分は同じ負担ではありません。

ここからは、公的な到達目安とは別に、このサイトでの「始め方」を示します。

START

まず始めたい人:1〜5分着替えなくてもできる短さで、0回を1回にする。

NEXT

少し慣れた人:7〜15分息が弾むダンスなどを、余裕のある日に選ぶ。

WEEK

考える単位:1日より1週間短い日、長い日、休む日を組み合わせる。

短い運動は、公的な推奨量を一度で満たす魔法ではありません。でも「今日は時間がないからゼロ」にしない入口になります。

02

厚労省の「週60分」を、毎日60分と読まない

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は成人に、主に次のことを勧めています。

生活全体身体活動を1日60分以上

歩行相当以上。家事・仕事・通勤などの生活活動も含みます。

運動息が弾む運動を週60分以上

週4メッツ・時以上の具体例。週全体の合計として考えます。

筋トレ週2〜3日

自重で行うスクワットなども含まれます。

「身体活動」と「運動」は別です

身体活動には掃除、買い物、通勤なども含まれます。「1日60分の運動動画が必要」という意味ではありません。また、同ガイドは個人差に合わせ、可能なことから今より少しでも多く動くよう示しています。

WHOは成人に週150〜300分の中強度の有酸素性身体活動などを勧めています。日本のガイドとは表現や集計方法が異なるため、数字だけを単純に足し引きせず、まず国内ガイドを生活へ落とし込みます。

03

1回の長さは「またできそう」で決める

最初の基準は、終わった瞬間の達成感だけでなく、翌日に強い疲労や痛みを残さず、もう一度できそうかどうかです。

LIGHT DAY1〜3分

忙しい日・再開する日

USUAL DAY5〜7分

一曲ぶん楽しむ日

ENERGY DAY10〜15分

余裕のある日にしっかり

毎回同じ長さに固定しなくて構いません。短い日を「失敗」にしない方が、忙しい週にも運動との接点を残せます。

時間ができたら運動するのではなく、今日ある時間に合う動画を選ぶ。1分・5分・15分は、優劣ではなく選択肢です。

04

週何回?開始案は週2〜3回

有酸素性の運動は、回数より週全体の合計で考えます。一方、厚生労働省が週2〜3日と明記しているのは筋力トレーニングです。ここで紹介する「宅トレを週2〜3回」は、すべての人に共通する公的基準ではなく、運動ゼロから予定をつくるための開始案です。

  • 週2回から始める予定へ入れやすく、休む日も確保できる
  • できたら週3回へ短い日と長い日を混ぜる
  • 動けない日は生活活動座りっぱなしを区切り、家事や移動で動く

2022年の大規模コホート研究と2025年の系統的レビュー・メタ分析では、週150分以上の中〜高強度の身体活動を1〜2日にまとめた「週末型」にも、3日以上に分けた人と似た健康上の関連が報告されました。ただし、含まれる研究の多くは観察研究で、因果関係は断定できません。また、「5分を週末だけでも同じ効果」という研究ではありません。運動に慣れていない人は、無理にまとめず、短く始めて徐々に増やします。

05

忙しい40代・50代女性の、現実的な1週間例

これは健康効果を保証する処方ではなく、運動ゼロから予定を組む例です。曜日は生活に合わせて入れ替えてください。

火曜日5分

食後や片づけ後に、跳ばない軽いダンス

木曜日7分

音楽に合わせて、全身を少し大きく動かす

日曜日15分

余裕がある日に、休憩しながらしっかり動く

そのほか生活の中で

長く座ったら立つ、歩く、家事で動く

この例の運動動画は合計27分です。いきなり週60分へ届かなくても、現在地を知り、体調を見ながら5分を足す、回数を一つ増やすなど段階的に近づけます。

7分が長く感じる日は、1分から始める方法へ。食後に動きたい日は、タイミングと安全上の注意も先に確認できます。

1分から始める方法を読む →
食後運動のタイミングを読む →
7分の跳ばない腰振りダンス動画7 MINUTES · NO JUMPまずは7分、
跳ばずに全身を動かす。
マンションでも取り組みやすい、腰振り中心のダンス宅トレです。7分の宅トレをYouTubeで始める

06

続く回数は、「休んでも戻れる回数」

1週間できなかった時に、計画を全部捨てる必要はありません。再開日は1分へ戻しても大丈夫。週2回の予定のうち1回できたなら、ゼロではありません。

よくある質問

宅トレは1日何分すればいい?

厚生労働省は成人に、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上行うことなどを推奨していますが、1回の最低時間は示していません。このサイトでは、運動習慣がない人の開始案として1〜5分を提案します。到達目標ではなく、体調に合わせて週全体の合計を少しずつ増やします。

宅トレは週何回がいい?

有酸素性の運動は回数より週合計で考えます。この記事の週2〜3回は、運動ゼロから予定をつくる開始案です。厚生労働省の週2〜3日は筋力トレーニングの目安で、すべての宅トレに一律に当てはまる回数ではありません。

毎日同じメニューでもいい?

軽い運動なら体調に合わせて行えますが、同じ部位へ強い負荷を毎日かける必要はありません。強い筋肉痛や疲労がある日は休みます。

週末だけでも意味はある?

週150分以上の中〜高強度の身体活動を1〜2日にまとめた人にも、3日以上に分けた人と似た健康上の関連が報告されています。ただし主に観察研究で、短い宅トレを週末だけ行う効果を証明したものではありません。初心者は無理にまとめず、徐々に増やしてください。

今日の長さを迷ったら

まず7分。
跳ばないダンスで一緒に動こう。

7分の宅トレを始める

安全に始めるために

痛み、めまい、吐き気、胸の痛み、原因のわからない強い息切れなどがある時は中止してください。持病がある、治療中、運動で症状が悪化する、関節に不安がある場合は、始める前に医師などの専門家へ相談してください。

参考にした公的資料・研究

この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療、個別の運動処方を行うものではありません。体調や治療状況に応じて専門家へ相談してください。

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